変化する痛み
生粋の商売人の家庭で波瀾万丈に育った著者が、生来の感受性の鋭さと商才と前向きな性格で、数々の企業を再建していくドキュメント。 著者がやることはたった二つ。売れる方法を提案すること、経営者の考え方を変えること。 実際に、一番難しいのは経営者を頭を切り換えてもらうこと。経営者はよくも悪くも我の強さで経営のストレスやプレッシャーに耐えられる反面、方向性をまちがった時の軌道修正が利きにくい。過去の成功体験を捨てさせ、人生観を根底から「再建」するのがコンサルの真髄だと著者は言う。 「儲からんのはアンタのせいや」というタイトルが、すべてを表している。不況のせいでも、業界の衰退のせいでも、不運のせいでもない。すべては自分の才覚のなさ、考え違いが引き起こした結果だ、とトップが気付いた瞬間が、再生のスタートなのだ。 社員の立場で「変われないトップ」を批判するのは易しいが、いざ変化が始まるとその苦痛は想像以上で、上を非難した分が何倍もの重さで自分に返ってくる(笑)。私は、それを「成長痛」と呼んでいる。 痛みのないところに、成長はないと著者は語る。商いへの愛と誇りが、かたくなな人を動かすのだと思う。商いは楽しい。そして、人生は素晴らしい。著者の熱い思いを共感できる一冊だ。
熱情・・熱さを感じさせます
再生家として、コンサルタントとして、そして、人としての、良心を十分に感得できます。 この人ならと、十分に信頼できる方であると思われます。 文筆業が、本業でないせいでしょうか、せっかくの実例の紹介が、本全体の中で、コナレタ配置でないため、すこし読みずらい箇所があります。その点で、☆四つとしました。
もう一度がんばってみよう! と思わせてくれる
何かが引っかかっていて、思い通りにいかないと悩んでいるとき・・・ いまの状態を見直してみよう。そして、もう一度がんばってみようと思わせてくれる本だと思います。なかでも、「売るための4原則」に関しては非常にシンプルであり、自分達のいまのやり方を見直す良いきっかけとなりました。 また、銀行との関係に関しても、依存し過ぎてはいけないことを思い出すことができました。 『潰れない会社にするための12講座』の著者である吉岡憲章氏は、経営とは経験の科学である、と述べています。本書はまさにそのことを実証している本ではないでしょうか。 経験に裏付けられた論理性が備わっているからこそ、著者の言葉の数々に説得力を感じずにはいられません。
安易な批評はするな!
この本を読み、皆さんが経営の再建、経営のエキスと思われるだろう、しかし本当は、実際に挫折した人でないと分からない文節が多く有り、その文面が読み取れない人は、日本アシストへ行ってしまう。 著者或いは代筆した藤木美奈子が書いているのは、別次元のことを切々と訴えている。それは、『己の頭で考え・悩み・歩け』である。簡単な言葉ですが、実行出来ますか?
割と基本的なことなんだけど。
商売の基本的なことを書いてある本。 これに商売のすべてが書かれているわけではないが、 「創意工夫」「近未来目標」などいわれてみればあたりまえの こと、商売以外でも、仕事に応用が利くような話が多い。 公務員などもこれを読んで自分の仕事を見直してみれば、と思う。
講談社
会社を黒字に甦らせる儲けの法則 アホこそ社長にならんかい あきらめるな!会社再建 なぜ、ベンチャーは失敗しやすいのか? 経営のコツここなりと気づいた価値は百万両 (PHP文庫)
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